研修-4.アドバイスするなら必須知識!成年後見制度利用のデメリットと注意点
<社員・専門職向け>
(2時間程度)
ねらい・効果
- 「後見人が必要」とアドバイスする側が成年後見制度を理解していないケースが多く、制度利用によって本人のみならず家族が困るケースさえある。
- 成年後見の制度や利用に関するデメリットのほか、注意点などを知り、本人やその家族の不利益にならないようなアドバイスができるよう、知識を持っておく。
概要
認知症になってしまったときに活用するかもしれない成年後見制度。しかし、制度利用によって財産の移動ができなくなったり、利用するタイミングが早すぎてかえって大変な思いをしたり、制度活用によって予定外に財産が目減りしてしまうこともあります。
そこで、制度そのものを知るだけではなく、主に注意点を知ることで、本人や家族が困らないようなアドバイスをすることができます。今後長生きにより増えると予測される認知症患者。目の前の顧客に的確な対応ができるよう、現状を含め理解しておく必要があります。
対象者
- シニアの顧客がいる営業担当者
- シニアに接する機会の多い担当者
- 判断能力がやや低下している家族がいる顧客へアドバイスできるようにしておきたい人
- 身寄りがない顧客にアドバイスする知識を持っておきたい人
- 後見人等の受任をしようとする意思がある人
- 生前対策の業務を行おうと思っている人
- もっと幅広い知識から相続アドバイスをしていきたい人