10-3成年後見セミナーの様子:シニア向け水戸県民大学
認知症になってしまうと困ること
認知症になってしまうと、契約判断が難しいこともあったりしますので、不利益な契約をしてしまったり、悪質な業者に騙されてしまうこともあります。さらに、日常の生活にも支障をきたす事さえあります。
もちろん、契約が出来ないということは遺言書の作成もままなりませんし、財産対策をしておくことも難しくなります。
家族が近くにいるから、もし認知症になってしまったときには家族が何とかしてくれると思っている人もいるのですが、契約行為は家族といえども本人に代わって行うことはできません。
家族がサポートできる範囲なら良いのですが、認知症が進んでしまうと、家族ではできないことが多くあり対応できなくなってきます。
成年後見制度のデメリットを知る
成年後見制度を利用する機会があるかもしれません。ところが成年後見制度には、メリットもあればデメリットもあります。
「認知症=成年後見制度」というわけではありませんので、成年後見制度の制度そのものを知っておくことのほか、成年後見制度を使用することで家族に与える影響なども知っておく必要があります。
「もしも」のときに困らないように、認知症になることで自分や家族がどう困るのか、成年後見制度はどういう制度なのか、メリット・デメリットは何なのかなどを事前に知っておくと安心です。
2013年6月25日(火)水戸県民大学(茨城県水戸市)10回講座
書いて安心!幸せエンディングノート~今からはじめる老い支度と終活準備
第3回 家族が認知症になったときのために知っておきたい成年後見制度
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