相続・終活セミナー講師|明石久美

葬儀・墓知識セミナーの様子:専門家向け研修

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終活をする目的は何か

東京都内で『人生の終活対策~間違った準備をしないための葬儀・お墓知識』 のセミナー研修を行ってきました。

 

終活が話題になっていますが、本来「終活」というのは、自分自身が何のために行うのかという”目的”を明確にした上で、必要なことを適切な方法で事前知識を持ちながら準備するものです。

 

しかも人は、「生きている今があり、そしていつか死亡し、死後のことを行ってもらう」という流れがあります。

 

つまり、すべて一連のことなのですから、ある部分だけのスポット的な知識を得ても、その後がどういう風になるのかがわからなければ、どのように準備してよいかわからないものです。

 

どこで正しい知識を得るのか

正しい知識を得ようとしても、伝える側が正しい知識をもっておらず、にわか知識で話していることもあります。

 

その誤った情報を受け取ってしまい、それをお客様に伝えてしまうと、一番困るのはそのお客様です。

 

話し手は、受講者を騙そうと思って話をしているわけではないでしょうから、その講師は正しいと思っていることを伝えているのだと思いますが、伝える側が責任を持って伝えているのかが問題です。

 

その話を信じて行った結果で、相手に不利益を与えることがないのだろうかということをわかっていて話しているのかどうかということです。

 

取捨選択するのは受講者本人

「終活」や「エンディング」、「老い支度」、「相続」などは、本人だけではなく、家族にも影響を与えるとても重要なものです。

 

ですから、家族に迷惑をかけないためにも、自分自身が困らないためにも、「なぜ準備するのか」をしっかり確認し、正しい知識を得て行動しなければならないのです。

 

誰の話を信じるかは、受講者が決めればよいことですが、これからは、あふれた情報から正しいものを取捨選択していく力が求められるということです。

 

 

2012年7月26日(木)東京都内『人生の終活対策~間違った準備をしないための葬儀・お墓知識』

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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