相続・終活セミナー講師|明石久美

10-3成年後見セミナーの様子:シニア向け水戸県民大学

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認知症になってしまうと困ること

認知症になってしまうと、契約判断が難しいこともあったりしますので、不利益な契約をしてしまったり、悪質な業者に騙されてしまうこともあります。さらに、日常の生活にも支障をきたす事さえあります。

 

もちろん、契約が出来ないということは遺言書の作成もままなりませんし、財産対策をしておくことも難しくなります。

 

家族が近くにいるから、もし認知症になってしまったときには家族が何とかしてくれると思っている人もいるのですが、契約行為は家族といえども本人に代わって行うことはできません。

 

家族がサポートできる範囲なら良いのですが、認知症が進んでしまうと、家族ではできないことが多くあり対応できなくなってきます。

 

成年後見制度のデメリットを知る

成年後見制度を利用する機会があるかもしれません。ところが成年後見制度には、メリットもあればデメリットもあります。

 

「認知症=成年後見制度」というわけではありませんので、成年後見制度の制度そのものを知っておくことのほか、成年後見制度を使用することで家族に与える影響なども知っておく必要があります。

 

「もしも」のときに困らないように、認知症になることで自分や家族がどう困るのか、成年後見制度はどういう制度なのか、メリット・デメリットは何なのかなどを事前に知っておくと安心です。

 

 

20130723水戸県民大学_老い支度と終活講座(講師:明石久美)

 

2013年6月25日(火)水戸県民大学(茨城県水戸市)10回講座

書いて安心!幸せエンディングノート~今からはじめる老い支度と終活準備

第3回 家族が認知症になったときのために知っておきたい成年後見制度

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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