相続・終活セミナー講師|明石久美

相続手続きセミナーの様子|東海村社会福祉協議会主催

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東海村社協で相続手続きセミナー

東海村社会福祉協議会主催で、茨城県那珂郡東海村内在住および在勤者向けの、セカンドライフ応援講座(2回中2回目)を行ってきました。

 

第1回目は「遺言書作成」で、今回の第2回目は「相続手続き」です。

 

相続手続きは行うことが多い

家族の誰かが死亡すると、葬儀や納骨などの供養だけではなく、本人がまだ払っていない支払いをしたり、残った財産を分けたり、市区町村役場でさまざまな手続きをしたりなど、多くのことを行わなければなりません。

 

それほど大変なように感じないかもしれませんが、実際に行うとなると分からないことが多く、そろえなければならない書類もあり、他の相続人の協力や調整などをしながら進めなければなりません。

 

例えば遺言書がない場合、相続人全員で話し合いをして、遺産の分割方法を決めなければなりませんが、ひとたび争いになったら遺産分割が進まないこともあります。

 

遺産分割が進まないということは、相続税を納付しなければならない人の場合には、特例が使えず相続税を多く納めなければならないこともあります。

 

あとで分割が決まれば再度申告して還付を受けることもできますが、期限がありますし、相続税は現金での納付ですから、まとまった現金を準備しなければなりません。

 

相続税の納税が関係ない人の場合でも、遺産分割が決まらなければ、不動産の名義変更もできず、預貯金の解約などもできません。

 

死後の手続きが分かれば今準備すべきことも分かる

実際にセミナーでお話を聞いてもらうと、本人が死亡したあとに行うことにはどのようなものがあるのか、そして行う大変さや、今のうちに必要な情報を残しておく必要性をわかってもらえます。

 

2時間のセミナーの中ではすべてをお話することはできませんし、ばっちり理解することはできないかもしれませんが、出口が分かるからこそ、今何を行うべきなのかが分かるのです。

 

亡くなった本人は自分で手続きをすることはできませんから、自分の代わりに行ってくれる人のために、情報を残したりある程度の対策をしたりしておくことも大切です。

 

 

131113東海村社会福祉協議会相続手続きセミナー(講師:明石久美)

 

2013年11月13日(水)セカンドライフ応援講座

東海村社会福祉協議会(茨城県那珂郡東海村)

2/2回目 「相続手続き」

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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