葬儀の知識セミナーの様子:千葉県印西市エンディングサポート風
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白井市から印西市への紹介で開催
千葉県印西市で、人生の終活対策~知っておきたい葬儀の知識のセミナーを90分行ってきました。
主催者は、印西市で行っている「エンディングサポート風」で、前回白井市で行ったセミナーの担当者が紹介してくださったとのことでした。ありがたいことです。
場所は北総線の千葉ニュータウン駅近くでしたが、我が家からこの駅まで約30分程度。意外と近いのですが機会がなくて今回初めて降りた場所です。そういえば、前回は北総線の白井駅だったのですが、前回も今回も時間ぎりぎりでの到着。今回は担当者さんと一緒に走って会場に1分前に到着するという笑えない状況での開始。
汗だくでハアハアしながらのセミナーは初めてでしたが(何度もあっても困りますけど)、見苦しいところをお見せしているお詫びを伝え、今回のお話のテーマでもある葬儀についての裏話なども含めてお話ししてきました。
受講していた人は全部で30人弱くらいだったのですが、みなさん普段聞けない内容に興味を持って聞いていました。
葬儀を決めるのは全て家族
葬儀は葬儀社が行ってくれます。しかし、決めるのはすべて家族(遺族)です。どの葬儀社にするのか、どこで葬儀を行うのか、どのような葬儀内容にするのか。
イザというときには葬儀社に任せれば良いから…と思っていても、何をどのように任せるのか決めるのは家族にほかなりません。
大切な人を亡くした精神状態の中、限られた時間で葬儀社も葬儀内容も決めなければなりません。まして、いつもと同じような判断ができるとは限りません。
葬儀の良し悪しは、葬儀社で決まるものです。安いから良い葬儀、高いから良い葬儀ではありません。葬儀には、物品だけではなくサービスも含まれています。その物品を提供するのも、サービスを提供するのも葬儀社です。
物品を安いものにすることはある意味可能です(安すぎるのも問題ありますが)。しかしサービスを安くするということは、人手を減らすとか手を抜くということにもなります。
葬儀を安くするということは、サービスもそれなりのものになる可能性があるということです。
相手の立場になると見えるものがある
もしあなたが葬儀社を営んでいて、ご遺族から、安い費用で最高のサービスを提供してほしいといわれたらどうしますか? しかも上から目線で。
不思議なもので、他の業種なら許されることが、葬儀社が行うと不平不満を言う人がいます。例えば、「こんな物品やサービスも提供できますよ」というと、この葬儀社はボッタくろうとしていると。
葬儀社からすれば、あとで「そんなサービスがあるなら言ってくれればいいのに」とクレームになることがあるため、サービスがあるならあるで伝えようとしているだけです。業として行っているのですから当然です。
しかし、葬儀社のくせに、葬儀社だからという理由だけでマイナスの感情で判断する人が多いのです。
あなたにとって、良い葬儀社とはどのような葬儀社なのでしょう。あなたが葬儀社だとしたら、どのような葬儀社がよい葬儀社だと思うのでしょう。
「葬儀」といっても、いろいろあるということです。
2014年10月4日(土)エンディングサポート風(千葉県印西市)
人生の終活対策~知っておきたい葬儀の知識