長野県白馬村役場で自分や家族が老いを迎える為の準備セミナーの様子
セミナー講師の様子終活・老い支度セミナー(全体像)行政・福祉関係
目次
白馬村で老後準備セミナー
長野県白馬村役場主催で、自分や家族が老いを迎えるための準備セミナーの講師を行ってきました。
長野駅まで職員さんが迎えに来てくれて、そこから約1時間程度、お話をしながら会場に向かいました。
長野駅では雨が降っていなかったのに、白馬村に入った途端に雨。途中でお昼をいただくため、おいしいお蕎麦屋さんに案内してもらいました。
お蕎麦を頂いた後に、リンゴをサービスしてくれて、ちょっと長野を堪能。お会計のときに、そのお店のおかみさんがセミナーに来て下さるとのことでしたので、挨拶をして会場に向かいました。
あいにくの天気でしたが、会場には110人位の方がいらっしゃいました。体育館のような場所でしたので寒く、足もとにヒーターを用意していただきながらの講演です。
今からできることは何か
年々歳を取ってくると、判断力が低下したり身体に不調をきたしたりしてきます。病気や怪我をしたり、介護状態になってしまったりするかもしれません。
そのような状態になったときには、家族や第三者の支援が必要になります。そして、亡くなったときには自分の葬儀や納骨、遺品の整理、相続の手続きなど、亡くなった本人ではできないことを誰かに行ってもらわなければなりません。
今後どのような事が起こるのか、そのときに自分や家族はどのような事で困るのか、そのためには今からどのような準備をすればよいのかなどを知っておくと役立ちます。
例えば、どのような人が遺言書を作成しておくとよいのか、エンディングノートにはどのような情報を残しておくとよいのか。また、何に注意したらよいのかも併せて知っておく必要があります。
今後起こることがイメージできれば、対策もしやすいため、想像できるように話をしてきました。
白馬村のおもてなしに大感激
おもてなしも含め、本当に白馬村の方々には良くしていただきました。こんなに・・・というほどのお茶菓子、気遣い、楽しいお話、そして白馬名産のお土産・・・・。記憶の奥にあるなつかしい人の温かさがあり、かえってたくさんのものを私が頂いてしまいました。
講演からそれほど日にちが経たないあの日、白馬村の地震被害をテレビで見てとてもショックを受けました。これからどんどん寒くなって雪も降るのに、家屋倒壊した方や観光客が来なくなることで経済的な損失を受ける人、対応に追われる役場の方のことを考えると、何もしてあげられない非力な自分が本当に不甲斐ない。
白馬村役場の担当者にメールを送ろうか迷いましたが、心配メールをもらっても忙しい時期にかえって気を使わせてしまうと思い、メールは送らずじまい。
みなさんどのようなお正月を迎えたのだろうか・・・と考えると、セミナーでお話をした「老後の準備」どころじゃない人も多いのだろうなと心が痛みます。
はやく白馬村のみんなが元気になるといいなと願うばかりです。
2014年10月27日(月)長野県白馬村役場(長野県白馬村)
自分や家族が老いを迎えるための準備