人生の終活対策~葬儀・墓セミナー|大田区消費者センター主催
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大田区で葬儀・墓セミナー
東京都大田区の消費生活センターで、人生の終活対策~間違った準備をしないための葬儀・お墓知識のセミナー講師を120分行ってきました。
やはり葬儀やお墓の関心が高いのでしょう。近隣住民の方々が40人位いらっしゃいました。
よく言われていることと実際の違いや、考え方などを含め、裏話を盛り込んだお話でしたので、みなさん一生懸命メモを取りながら、時には笑い、うなづきながら話を聞いていらっしゃいました。
「行う家族が困らないように」が大事
今では自分の葬儀やお墓について考え、事前に準備しておこうという人も多くなってきました。準備しておくことも大切です。ただしそれは、「行なう家族が困らない」という条件付きです。
自分で自分の葬儀は出来ない訳ですから、家族などに行ってもらわなければなりません。自分の要望を押し付けられても困るのは家族です。
ですが、「押しつけているつもりがない」という ”自覚がない” 人が多いのも事実。家族のために配慮した ”つもり” 、迷惑かけないようにと ”思って”という場合もあります。
さまざまな事が分かった上での”つもり”や”思って”ならよいのですが、今どきは〇〇な葬儀がよさそうだし・・・、流行っていそうだし・・・、という気持ちや理由で決めて葬儀を行ったとしたら、困るのは本人ではなく家族です。
反対に葬儀の準備を本人がしなかった場合でも、家族が同じように深く考えずに行い、かえって嫌な思いやわずらわしい思いをすることもあります。
何のために行うのか考えることが大事
今では葬儀も多様化しています。どの葬儀にするにしても、何のために葬儀を行うのかは考えてほしいものです。
嫌な思いや大変な思い、後悔をするのは、亡くなった人ではなく遺された家族だからです。
受講者の中には、実際にお墓問題を抱えていらっしゃる方、自分の葬儀をどうしようかちょうど考えていた方などがいらっしゃり、現在や将来に役立ったというお言葉を頂き、主催者の方にも喜んで頂けました。
2014年10月28日(火)大田区消費生活センター(東京都大田区)
人生の終活対策~間違った準備をしないための葬儀・お墓知識
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