志木市ケアサポートしき|自分と家族の老い支度・終活セミナーの様子
セミナー講師の様子終活・老い支度セミナー(全体像)医療・老人ホーム
目次
サービス付き高齢者向け住宅のケアサポートしきで終活セミナー
埼玉県志木市にある、サービス付き高齢者向け住宅の「ケアサポートしき」で、エンディングノートから考える自分と家族の老い支度・終活セミナーの講師を行ってきました。
入居している人と職員向けのセミナーです。
志木駅まで車で迎えに来てもらい、そこから約20分で到着。きれいな施設でした。1階がデイサービス、2~3階がサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、4階がショートステイという作りです。
以前、京都の有料シニア施設でセミナーを行ったときは、ホテルのような感じで富裕層の方向けの施設でしたが、こちらは一般の方向けの施設です。
今後かかる費用のみならず、考えておきたいことがある
将来介護状態になる可能性を考えれば、介護施設が併設されている住宅なら安心です。特におひとりさまの場合はなおさらです。
しかし、サ高住といえどもそれなりに費用はかかります。生活費だけではなく医療費や介護サービス費などを含めると年金では足りない場合もあります。
毎月の不足分があるなら、やはりある程度の貯蓄は必要です。
長生きは、ある意味リスクにつながります。病気・介護などになるかどうかわかりませんが、もしそうなってしまったら別途お金がかかるのですから、備えておかくことは大切です。
今後かかる費用と貯蓄は、これからの人生、どのような生活をするのかに係わる重要な要素になります。キャッシュフロー表などを作成し、これからの人生、どのように生きていくのか、どのように・どこで・誰と暮していくのかなど、「生きがい・健康・お金」について、しっかり考えておく必要があります。
人生設計のみならず考えておきたいこともある
今回は、近隣の方々や入居している方々約20人くらいがいらっしゃり、エンディングノートを含め、今から考えておきたいことについて60分お話してきました。
お金があるかどうか関係なく、人は生きていれば必ず亡くなりますから、その時には葬儀や納骨などの供養のほか、役所の手続き、相続の手続きを誰かに行ってもらわなければなりません。
よく、お金がないから相続は関係ないという人もいますが、葬儀費用を自分の財産から支払ってもらうにしても、勝手におろせるわけではありません。
本人が亡くなった時点で相続人全員の共有財産になるため、葬儀を行ったからといってもらえるお金ではないからです。
何の準備もしていないと、行う人が困る場合もあるのです。
今後のために、行う人が困らないよう考え、準備しておくことも大切です。
今から何を行えばよいのかについて、話をしてきました。
2014年11月16日(日)ケアサポートしき(埼玉県志木市)
エンディングノートから考える自分と家族の老い支度・終活
次の記事へ