自分も家族も困らない相続・遺言知識セミナー講師|茨城県龍ヶ崎市
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茨城県龍ケ崎市での遺言書作成セミナー
茨城県龍ヶ崎市地域包括支援センター主催の「上手な年の重ね方講座~これから始めるライフプランセミナー~」として、「自分も家族も困らない相続・遺言の知識をつけよう」というセミナー講師を90分行ってきました。
70人~80人位の方が受講なさっていたようで、興味がある様子がうかがえます。
龍ヶ崎市でのセミナーは昨年に引き続きのご依頼。今回は3回講座になっており、1回目が成年後見、2回目が悪質商法、今回3回目は遺言についてのお話です。
2回目のみ別の方が講師でしたが、どれもシニアが知っておきたいテーマです。
そして今回は、龍ヶ崎市役所で出来たてほやほやのシニア向け冊子が配られ、その内容も少し触れながらお話させていただきました。
我が家に遺言書は必要かを知ることが大切
遺言書作成や相続対策は資産家のためのものという認識が以前よりなくなり、興味本位で聞いてみようという人や、もしかしたら自分に必要かもしれないからと予備知識を得ておきたいという人など、さまざまな方がいらっしゃいます。
もちろん実際には、遺言書がなくても大丈夫な人もいます。反対に、遺言書があったほうが良い人もいます。
相続人が誰なのか人間関係はどうなのかなどによって違いますが、遺言書があることによって避けられるトラブルもあったり、相続手続きがスムーズに出来たりすることもあるからです。
あわせて、遺言書がある場合とない場合の相続手続きについても知っておくことで、今から準備しておきたいことも見えてきます。
「今」ではなく「先」を考えることが大事
「自分の死後は家族が適宜行えばいいんだから」「そんなの家族の役目だから」という方もいらっしゃいます。一理ありますが、「手続きが大変ではなく争いが何事もなく済むケースであれば」という前提です。
耳にしたことがあるかもしれませんが、よく「お金で人が変わる」「まさか我が家に限って」という言葉。しかしそんな言葉が出るのは”今”ではないのです。
「家はみんな仲が良いから」と思ってもそれは今だからです。バランス関係が崩れた時に蓄積された不満が出てきたり、不平等が表面化したりするのです。
今から自分の財産をどうするのかについて考えるだけではなく、家族が困らないようにどう配慮するのかも含めて考えておくことが大切なのです。
それにはまず、遺言書が必要なのかどうか、作成するとしたらどのような注意点があるのか、相続対策はどうすべきかなどについて、色々知ることが大切です。
龍ヶ崎市地域包括支援センター(茨城県龍ヶ崎市)
自分も家族も困らない相続・遺言の知識をつけよう