相続・終活セミナー講師|明石久美

自分と家族のための葬儀セミナーの様子:JASSくらぶ会員向け

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OB会向け葬儀セミナー

JASSくらぶさんで「後悔しない家族葬の準備とそのあり方を考える」セミナー講師を120分行ってきました。

 

葬儀に関する考え方は人それぞれです。しかし、何気ない発言や考えが、家族を困らせることもあります。

 

「分かっていてそう言っているのか」が大事だということです。

 

流行っているみたいだし、形だけでいいよ、費用なんてかける必要ない・・・。葬儀を行ってもらう側も、行う側も言っているのをよく耳にします。

 

何でそう思うのでしょうか。理由は何なのでしょうか。そのあたりを明確にしたうえで、そもそも何のために葬儀を行うのか考えてほしいのです。

 

家族葬の定義は何か

「家族葬」といいますが、どのような定義なのか知っているでしょうか。

 

もともと家族葬は、「知らない人たちを招いて行うのではなく、知っている人たちで送る」というものでした。

 

しかし、家族葬という言葉だけが広まってしまい、しっかりした定義も含めて広まったわけではないため、家族葬は「家族のみ」「親戚を含む」「友人らも招く」と分かれてしまいました。

 

葬儀社が定義をはっきりさせていないため、「家族葬」は混乱しがちなのです。

 

誰のための葬儀なのか

「安い葬儀でよい」という人がいますが、それはあなただけであって、他の人はそう思っていないかもしれません。

 

確かに、お金をたくさんかければよい葬儀になるわけではありません。心のこもった葬儀はお金をかけなくったってできます。

 

しかし問題なのは、その行った葬儀で後悔しないか否かです。

 

どのような葬儀にすれば、行う遺族の負担が少ないのかを考えることも大切です。

 

ただし注意しなければならないのは、家族のみで行えばよい、故人の友人らは呼ばなくてよいなどにすると、葬儀の後に来てくれる自宅への弔問対応に追われて負担になることもあります。

 

また、なにげない相手の一言で傷ついたり後悔したりすることもあります。

 

今回のセミナーでは、このような内容について話をしてきました。

 

セミナーの終了後、受講者の方々が帰りがけに、よかった、分かりやすかった、考えさせられたなど、たくさんの笑顔もいただきました。

 

 

20140218JASSくらぶ_葬儀セミナー(講師:明石久美)

 

 2014年2月18日(火)JASSくらぶ(東京都)
「後悔しない家族葬の準備とそのあり方を考える」

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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