家族が亡くなったときにやるべきこと:FP向け研修
目次
家族が亡くなった時にやるべきことは多くある
都内でFP向け研修として6時間、『配偶者が亡くなったときにやるべきこと』を行ってきました。
家族が亡くなったときにやるべきことは多くあります。
まずは「葬儀」です。葬儀社を決め、葬儀の内容も短時間で決め、なんだかよくわからず葬儀が終わって、ホッとする間もなく市区町村役場で書類を取得したり届け出をしたり、財産を探し把握したり分け方を決めたり、銀行で相続手続きを行ったりなど、とてもたくさんのことを行っていくのです。
財産がある・ないは関係ない
相続手続きは、財産がある・ないに関係なく行わなければならないものがあります。役所での手続き、生活で利用していたものの解約・停止などがそうです。
また、預貯金通帳に残金があったり不動産があったりすれば、誰かがそれを引きづぐ手続きが必要になります。
誰ひとり相続人がいなかったとしても、国に帰属するための手続きを誰かが行わなければなりません。必ず誰かが、亡くなった人の生きていた痕跡を整理しなければならないのです。
対策は亡くなる前でなければ出来ない
身内が死亡してから大変な思いをするよりも、身内が亡くなる前に、どれだけ大変な思いをするのかを知り、その対策をしておくことが大切です。
その大変さがわかれば、家族が困らないために本人自身が対策をしたり、家族が自分達の大変さを軽減するために知識をもったりできるのです。
知らなければ、自分には無関係と思いがちのため、まずは知ることが先決です。
FPとしてお客様の相談に乗るのであれば、視野と知識は広く持つことが大切です。
2012年8月30日(木)都内で6時間にわたって『配偶者が亡くなったときにやるべきこと』
前の記事へ
次の記事へ