終活準備はいつから始めるのが良い?
目次
終活を始める時期
終活というと、「シニアがエンディングに向けて準備するもの」といったイメージを持つ人が多いものです。
しかし、人は歳を取ってから亡くなるわけではありません。
確率としては高齢者のほうが亡くなる可能性が高いのですが、若い人が亡くなるケースもあるのです。
つまり、終活を始める時期は、行おうと思ったときです。
人の寿命はわかりません。そのため、70際になったらなど、年齢で決めることはできないからです。
若い人も早めに備えておくと家族が困らずに済みます。
なぜ終活準備をする必要があるのか
人が亡くなると、葬儀、納骨を行い、相続人や財産を調べ、遺産のわけ方を決め、金融機関で手続きをしてーーと、行わなければならないことが多くあります。
葬儀に誰を呼ぶのか、どこの金融機関と取引しているのか、未払金は何かなど、亡くなった本人の情報を把握するのは、とても大変なのです。
特に今は、若い人が亡くなったときのほうが手続きは大変です。デジタル情報が多いからです。
ネットやアプリなどでの取引や決済は、パソコンやスマホの中を見なければ把握できなかったり、取引停止できなかったりするケースが多いからです。
しっかり行う必要はない
シニアと若い人では行っておきたい準備の内容はちがいます。
気づいたときに、早めに行っておくと良いといっても、「しっかり準備」しなくても大丈夫です。
必要な準備は、「エンディングノートに残しておきたいこと」にもありますので、あわせてご覧ください。
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