日経新聞「相続、親の財産どこに・いくら」にコメントしました
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親に財産の話をしたいけれど・・・
2021年8月7日の日本経済新聞「相続、親の財産どこに・いくら」の記事でコメントが掲載されました。
親に財産のことを聞くって、子供からすると結構ハードルが高かったりします。私もよくセミナーの受講者から質問を受けます。「どうやったら親から財産に関する話を聞くことができるのか」と。
受講者が良く言うのは、親に財産の話をしたら「オレに早く死んでほしいのか!」と言われたとか、「財産を当てにしてるのか」と言われたなど、「そういうつもりじゃないのに・・・」がうまく伝わらない、伝えられないという悩みです。
意図が伝わりにくい
「ただ単にどのような財産があるのか分かるようにしてほしい」とか、「このままだと相続手続きが大変だから、遺言書を作成してほしい」とかであって、財産を当てにしてるわけではないのに、と。
親子の関係がよければまだ子供は聞きやすいけれど、親が遺産目当てと勘繰ったり、財産については口を閉ざしたりする場合もあります。
一見無関係な話からするとよい
そのようなときは、知り合いにこんな人がいてねと他人の例を持ち出したり、入院したときに備えて医療保険の契約書を分かるところに保管しておくよう頼んだりするなど、相続と離れたことから話すのが一案です。
親子だからこそ、財産の話が難しい場合があります。第三者から助言されたほうが聞き耳を持ってくれやすいので、可能ならセミナーに一緒に参加したり、テレビの特番を一緒に見たり、子供が言いにくい内容を伝えてくれるようなツールを活用するのもひとつかもしれません。
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