相続・終活セミナー講師|明石久美

パンプキン8月号監修|我が家の墓じまい

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墓じまいは事前準備が重要

2021年7月20日発売のパンプキン8月号で、「我が家の墓じまい」の記事5ページに協力しました。

 

墓じまいをするには事前準備が重要です。やみくもに墓じまいをするのではなく、手続きがスムーズに進むよう段取りをつけたうえで進める必要があるからです。

 

今回は、墓じまいをする前に行っておきたい段取り、墓じまいの流れ、移転先の墓、そして墓じまいをする際の注意事項について掲載されています。

 

墓は相続財産ではない

墓は祭祀承継者の所有物ではないため、自分のみの判断で進めてしまうと親せきとのトラブルになってしまう恐れがあります。

 

勘違いしている人が多いのですが、墓は祭祀財産であり相続財産ではありません。つまり、相続財産ではない墓を相続人が継がなければならないものではないということです。

 

そのため、親せきが継げるのであれば、親せきにお願いすればよいのです。その親せきらが無理だという場合には、墓じまいを考えるという流れを作ったほうがスムーズです。

 

菩提寺の協力が必要になる

菩提寺に墓があるのであれば、菩提寺の協力なしでは墓じまいはできません。

 

たまに、菩提寺と話がこじれても墓じまいを進められるという記事を見ますが、現実的にはどうしても菩提寺の協力なしで進めるのはむずかしいものです。

 

役所で改葬許可を得るには、菩提寺から署名をもらった埋葬証明書などが必要です。この書類がもらえなくても役所に事情を説明すれば、改葬許可証を発行してもえる場合があります。

 

しかし、改葬許可証を手にしても、墓の納骨室(カロート)を開けてくれる石材店は協力しません。

 

石材店の協力も必要

石材店は菩提寺の意向を無視して協力することはありません。

 

また、閉眼法要もせずに遺骨を自分たちで取り出したとしても、その墓の場所を更地にしてもらうため、石材店にお願いしなければなりません。しかし、菩提寺に出入りできる石材店は決まっているため、どの石材店にでも頼めるわけではありません。

 

結果的に遺骨だけ取り出し今までの墓を放置した状態になってしまいます。そのような状態で「墓じまいした」といえるのでしょうか。

 

菩提寺にも石材店にも協力してもらい、親せきの意向にあった形で進めるには、事前準備をしたうえで段取りよく進める必要があるのです。

 

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この記事を書いた人

明石久美

セミナー講師歴16年。相続・終活コンサルタント、行政書士。相続専門の行政書士として相続実務も行っており、親族が葬祭業のため供養関係にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っています。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、金融機関や互助会(葬祭)向け教材の作成、著書など多数の実績があります。    ◆明石行政書士事務所にて『終活・相続・老い支度相談所』 も開設。

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