信州大学の依頼で教員免許状更新講習の講師
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目次
教員免許状更新講習で消費者教育の講師
信州大学より講師依頼を受け、教員向けに「消費者教育にどう取り組むか~はじめての消費者教育」の講師を3時間行ってきました。
教員免許状更新講習として、今回で5回目の登壇です。
コロナ禍の中、席の間隔を空けての開催でした。
教員としても知っておきたい現在の被害状況
講習会の前半は、今起こっている被害の実態の話です。
その年によって、また年代によって消費者被害の傾向は違いますが、教員として知っておきたいのは10代~20代の被害状況です。とはいえ、自分事、親事としても気になるでしょうから、どのような被害を受けているのかを知り、被害にあわないよう知識をもっておくと役立ちます。
悪質商法の手口と対策を知っておく
講習会の後半は悪質商法の手口と対策の話です。
どのような手口で騙されるのかのみならず、騙されないよう上手な逃げ方、もし騙されてしまった時の対処法などを知っておく必要があります。
特定商取引法の対象となっている商法を題材に、どのような手口なのか、業者とかかわらないようにするためにはどうしたらよいのかなどについて、具体例を挙げながら話をしてきました。
教員ができる消費者教育
教員が学校で消費者教育をするか否かわかりませんが、教員としてできることを紹介しました。
行い方もいろいろあります。直接教えるのみならず、チラシなどを活用してそのチラシから知識を得てもらったりすることもできます。
教える場合にも、無料で使える教材を活用して教えられることなど、教員自身あまり知識がなくても、テキストを用いながら教えることができます。
今回の消費者教育の内容を活かしてもらえたらうれしい限りです。
受講者の感想として、
- 実務に即した話が聞けてとても参考になった
- 現場での話が聞けてよかった
- すぐに活用できる内容で参考になった
などの言葉をいただきました。
2021年7月17日 信州大学 教員免許状更新講習
消費者教育にどう取り組むか~はじめての消費者教育
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