信州大学で教員向け講習の講師
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目次
教員免許状更新講習で消費者教育についての講師
信州大学で行われている教員向け講座「消費者教育にどう取り組むか~はじめての消費者教育」の講師を3時間行ってきました。
教員免許状更新講習として、今回で6回目の登壇です。
子供・シニアの被害状況を知っておく
講習会の前半は、子供が今どのような被害に遭っているのか、シニアが遭いやすい被害は何かなど、被害の実態についての話。
その年によって消費者被害の傾向は違います。今のようにコロナ禍の時は在宅している時間が長かったりネットやスマホなどを利用する時間が増えたりなどするため、コロナ禍だからこそ受ける被害もあります。
教員として知っておきたいのは10代~20代の被害状況。とはいえ、親世代に関することも気になるものですから、若者と年配者がどのような被害に遭っているのかをまずは知ることが大切です。
知っておきたい悪質商法の手口と対策
講習会の後半は悪質商法の手口と対策の話。
知っておきたいのは、まずは手口。どのような手口があり、どのように騙されるのかを知る必要があります。そして、業者と関わってしまったときの上手な逃げ方。最後に、もし騙されてしまっらどうしたらよいのかの対処法、この3つを知っておく必要があります。
今回は詐欺ではなく、特定商取引法の対象となっている商法を題材に、具体例を挙げながら話をしてきました。
教員として知っておきたい消費者教育の方法
学校で消費者教育ができるかわかりませんが、無料で使える教材、チラシ、リーフレットなどがあること、その内容、教員としてできることなどの情報を知っておくことは大切です。
また、生徒などから相談を受けた際に言ってはいけない言葉、伝えたいことなど、教員が解決するのではなく解決できる方法も知っておくことも必要です。
2021年12月4日 信州大学 教員免許状更新講習
消費者教育にどう取り組むか~はじめての消費者教育
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