悪質商法の手口と対策セミナーの様子:FP向け研修
セミナー講師の様子消費者教育・悪質商法などのセミナー教育機関
目次
悪質商法の手口と対策講座
「悪質商法の手口と対策」講座を、東京都内のビジネス教育出版社で3時間行ってきました。
FPの継続研修講座のため、受講者はFPです。単位取得が目的の1つでもあるため、単位を必要として受講した人、内容に興味があって受講した人など、色々な方がいらっしゃいます。
講師としては、話し甲斐がないなと思う面もありますが、何かしら役に立つ情報を持ちかえってもらいたいという気持ちでお話しています。
知っておきたいことは3つ
最近は、テレビでも特番があるように、詐欺関係の話題が多く取り上げられています。
セミナーの中では特定商取引法を中心にお話するので、振り込め詐欺などの話題はほとんどふれませんが、まずは相手の手口を知ることが何より大切です。
騙している側(業者)は、常に人と接しているため、たまたま遭遇した私たちが太刀打ちできるなどありません。
悪質商法の対策として知っておきたいことは
- 相手にいかに係わらないようにするか
- かかわってしまったときにいかにうまく逃げるか
- 騙されてしまったときにどうすればよいのか
の3つを知っておくことが大事です。
他の人の経験談も参考になる
騙された人は、騙されたとは言わない傾向にあります。恥ずかしい、馬鹿だと思われたら嫌だと思うからです。反対に、騙されそうになった人は教えてくれます。被害に遭っていないからです。
一番知りたいのは、どうして騙されたのか、どうやって騙されたのかの部分です。しかし、そこを知ることは難しいものです。ですから、具体例を通してどのように対処すればよいのかイメージできれば、いざというときに防ぐことも可能です。
2014年9月18日(土)ビジネス教育出版社
悪質商法の手口と対策