FP向け|終活を見据えた相続対策
目次
入り口は「終活」のほうがスムーズな場合もある
東京都内で、ファイナンシャルプランナー向けに『知っておきたい!「終活」を見据えた相続対策』のセミナー講師を180分行ってきました。
「相続対策」でお客様にアプローチした際に、聞き耳を持ってくれないケースはあるものです。”相続対策”というと、財産がある家が対象だから我が家には関係ないとか、家族仲が良いから揉めるはずがないなどと思っていたりする場合もあるからです。
真正面から相続対策の話をするのが難しい場合は、一見無関係に思える話から始める方法もあります。
終活の話は結局お金の話になる
病気、介護、葬儀、墓、モノの整理など「終活」の話をしていると「費用」の話になります。その費用の準備をどうするのかなどから対策の話に向かうこともできます。
財産の話より終活の話のほうが日常生活に直結するため、自分に関係することだと思ってもらいやすい題材です。
今後「どのようなことで困るのか」が分かれば、「今から行っておきたい対策」もわかります。
困ることと今後の対策を知っておくとよい
終活の話をするには、終活について知っておかなければなりません。準備しないとこのようなことで困るという具体的な内容や、対策しておきたいこと、対策する際の注意点など、机上の知識ではなく実務で役立つ情報を持っておくことが大切です。
セミナーでは、
- 成年後見制度
- 葬儀
- 墓
- 遺言書
- 家族信託
- エンディングノート
など、相続のみならず終活に関する話をメインに話をしています。
2021年6月9日 知っておきたい!「終活」を見据えた相続対策
ビジネス教育出版社
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