相続・終活セミナー講師|明石久美

終活セミナーの様子3/4回目-葬儀・墓知識:浦安市高洲公民館主催

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3回目の終活講座は葬儀・墓知識

千葉県浦安市高洲公民館主催で、4回にわたって「終活セミナー~今から始める老後準備」が始まりました。

 

  • 第1回.自分や家族が困らないための老い支度・終活準備
  • 第2回.遺言書は必要?不要?事例で学ぶ遺言知識
  • 第3回.知っておきたい葬儀・お墓事情
  • 第4回.こんなにある!相続の手続あれこれ

 

今回は第3回目、今どきの葬儀事情とお墓事情について、葬儀のスタイル、葬儀費用、葬儀社を選ぶときの注意点、お墓の種類、お墓を選ぶ前の注意点、お墓でかかる費用など、知っておいてもらいたい内容を中心に話してきました。

 

葬儀・墓の考え方は人それぞれだけど

今までは、葬儀について事前に考えておくなど縁起でもないといわれていたため、そのような風習はありませんでした。ですから、葬儀についての考え方は人それぞれなものです。

 

また、グレーな部分が次第にオープンになってきたことにより、情報が多くなった半面、間違えた情報や葬儀社有利な情報も出回りました。

 

同時に、お墓の選択肢も多くなってきたため、供養に対する考え方も多様化してきました。

 

情報が多くなったり、選択肢が増えたことはよいのですが、そもそもの本質も見失っているような気がしてなりません。

 

葬儀なんてしなくていいから、骨はその辺に撒いてくれればいいから・・・と安易に発言する人もいますが、旅立つ人はそれでいいかもしれませんが、遺された人は、亡くなった人の付き合いなども引き継いでいかなければなりません。

供養する人の気持ちを無視してはいけない

供養する側の気持ちをおろそかにして「自分はこうでよい」というのはよくありません。

 

同じように、供養する側も「簡素でよい」「お金など掛ける必要はない」「形だけで」など、供養することに対してどう思っているのか疑問に思うこともあります。

 

確かに、お金をかければよいとは思っていません。「心のこもったお別れや供養」は支払った額に比例するわけではありませんから。

 

しかし、見送られる側、見送る側の双方の気持ちを無視した進め方をするのではなく、本当にそれでよいのか、よく考えてみることも大切なのではないかと思うのです。

 

そのうえで、自分は、我が家はこうするというのなら、周囲への配慮も忘れずに進めていくべきです。

次回は最終回、相続手続きについてのお話です。

 

20140619浦安市高洲公民館_葬儀と墓セミナー(講師:明石久美)

 

 2014年6月19日(木)千葉県浦安市高洲公民館主催(千葉県浦安市)
終活セミナー~今から始める老後準備
第3回.知っておきたい葬儀・お墓事情

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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