相続・終活セミナー講師|明石久美

FP向け葬儀と墓の知識研修の様子|ビジネス教育出版社

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FP向け葬儀と墓対策セミナー

都内で、葬儀とお墓の知識セミナーを3時間行ってきました。

 

FPを対象にした研修セミナーで、今回は午前中が遺言と相続手続き、午後が葬儀とお墓の内容で、ビジネス教育出版社のセミナールームで行ってきました。

 

私は、身内が葬祭業のため供養に関する知識を持っています。「終活」が話題になってから参入したのではなく、最初から「終活」のようなことをしていたため、ちょっと知っているという知識レベルではありません。

 

アドバイスする側が知っておきたいことは、実務に即した正しい情報です。

葬儀や墓の知識はイザという前に得ておく必要がある

葬儀とお墓についての知識がなくても普段は困らないものです。しかし、イザそのときになると分からないコトだらけであわててしまう人が多いのも実情です。

 

親や配偶者が亡くなったとき、葬儀や納骨を行いますから、ある程度知っておいたほうがその知識が役立ちます。

 

通常葬儀は葬儀社にお願いするケースが大半のため、葬儀社選びさえ間違えなければ大丈夫です。しかし、亡くなったあとではゆっくり葬儀社を探し決める時間や心の余裕がないため、実際には葬儀社選びで困っている人が多くいます。

 

墓に関しては、菩提寺に墓がある場合は納骨する場所が決まっているためさほど困ることはありませんが(お布施の額で困ることはありますが)、墓がない場合や墓じまいをする場合は自分や家族が決め進めなければなりません。

 

葬儀も墓も、必要になったときに知識を得ようと思っても、もう遅いのです。

直接お客様にアドバイスすることは無くても知っておくと役立つ

業者を選ぶには、その業者が良いか否かを見極めて、依頼するかどうかを決めなければなりません。しかし、普段ご縁のない業者ならなおさら、選ぶのは大変ですし、そう簡単ではありません。

 

表に出ている情報が正しいとは限らず、操作されている情報もあるため、正しい情報をキャッチしなければなりません。

 

とはいえ、興味がなければ情報は入ってこないものですから、自分の仕事にダイレクトに関係なくても、自分事で役立てるつもりで今後のために活かせばよいのです。

 

葬儀や墓についての知識を持つだけではなく、どのような準備対策をすればよいのかもわかることで、いざという時に困らずに済みます。

 

 

2014年12月18日(土)ビジネス教育出版社(東京都)
人生の終活対策~間違った準備をしないための葬儀とお墓知識

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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