相続・終活セミナー講師|明石久美

終活講座13:エンディングノート(医療その1)|いつでも元気2021年6月号

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エンディングノートに残しておきたい情報(医療その1)

全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の月刊誌「いつでも元気」。2021年6月号の終活講座Lesson13は、エンディングノートに残しておきたい情報の2回目として「医療」について執筆しました。

 

医療情報は積極的に残しておきたい項目ですが、事実情報なのか要望なのかによって違います。

 

病歴やかかりつけ医、アレルギー情報などの事実情報はしっかり残しておきたいものですが、要望に関しては注意点があります。

 

医療で関係する要望としては、「延命治療」や「余命の告知」などが該当しますが、これらは本人の要望もさながら、家族が判断しなければならない可能性があるからです。

 

だからおこそ家族と話をし、自分の要望を伝え家族はどう思うのか確認する場があるとよいのです。もし話し合いができない場合は、エンディングノートに書き残すことになりますが、その場合には自分目線だけで考えて残すのではなく、家族の立場も考えたうえで残すのが大切です。

 

また、なぜそう思うのかの理由を書いておくことが大切です。理由が分かったほうが家族が判断しやすいからです。

 

そのような注意点を中心に、残しておくとよい情報と注意点についてまとめました。

 

2021年6月号_13エンディングノート2医療その1(いつでも元気表紙)明石久美 2021年6月号_13エンディングノート2医療その1(いつでも元気)明石久美

 

 

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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