週刊ポスト|消費者トラブルに関するコメントが掲載
2021年9月27日発売の週刊ポスト10月8日号「気をつけろ台風一過で詐欺師が家にやってくる」にて、消費者トラブルに関するコメントが掲載されました。
今回は消費生活アドバイザーとしてのコメントです。
消費者トラブルから身を守るには、次の3つを知っておくことです。
①どのような手口なのかを知る、②業者と接点を持ってしまったときにうまく逃げる方法を知る、③被害にあったときにどうしたら良いのか対処法を知ることです。
どのような手口で騙されるのか分からなければ、「自分は騙されているのか?」に気づかないからです。
そして、こちらが望んでいなくても業者と関わってしまう場合もあります。自宅に訪ねてきた、道で声をかけられた、電話がかかってきたなどもあるからです。その際に上手に逃げる方法を身につけていれば、スムーズな回避もできます。
最後に、もし業者に騙されてしまった場合の対処方法です。ちょっとした相談にのってほしい、クーリング・オフを利用したい、取り消しをしたいなど、状況に応じて異なりますが、まずは消費生活センターに相談してみるとアドバイスをもらえたりします。
詐欺なら警察への相談がよい場合もありますので、必ずしも消費生活センターが相談先とは限りませんが、「自分は騙されないから大丈夫」とは思わず、「もしもの備え」として知識を持っておくと安心です。
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