相続・終活セミナー講師|明石久美

セミナーで学ぶ「葬儀を考えるときに必要なこと」

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本当に知っておきたいことは本には載っていない

私は身内に葬祭業者がいることもあり、葬儀については良く知っています。しかも、中立な立場であるため、葬儀社寄りでも消費者寄りでもなく話ができます。

 

そのため、葬儀セミナーでは、普段、表にでないちょっとした裏話も含め、実際の現場と皆さんの思っていることの違いや、かかる費用、葬儀の考え方など多岐にわたり話をしています。

 

特に知っておきたいのは裏話と実際の現場状況。机上の知識ではなく、実際はどうかのかを知っておくことが大事だからです。

何のために葬儀を行うのか

葬儀で大切なことのひとつとして、「何のために葬儀を行うのか」があります。

 

単に遺体の処分でよいのなら、葬儀などの儀式やお別れを行わず、火葬のみ行えばよいのではないでしょうか。それを望まないからこそ葬儀を行うのではないでしょうか。

 

葬儀を行う目的は人によってさまざまです。単なる儀式と思っている人もいれば、供養の場、別れの場、心の区切りの場などと思っている人もいます。

 

つまり、そのような人たちにとっては、葬儀という場が必要なのです。その場を提供するのも喪家の役割のひとつです。

お別れをしたい人の気持ちも考えたうえで決めることが大切

葬儀を行わず火葬だけでよいという人もいますが、火葬だけでは遺体の処分と感じる人もいます。自宅等でお別れをした翌日に火葬などならよいのですが、面会できない霊安室に安置され、その場所から火葬場に直行するとなると、火葬炉の前でしかお別れができません。

 

また、家族だけ、家族と親族だけでよいという人もいますが、お別れをしたい本人の友人や知人の気持ちも考えたうえで決めることが大切です。

 

わずらわしい思いをさせないために家族葬でよいという人もいますが、家族葬にしたためにかえって家族がわずらわしい思いをしてしまうこともあります。

 

自宅へ焼香に来てくれる方の応対、頂いた香典の返礼品手配、そして、なぜ教えてくれなかったのかという言葉や心無い言葉で恐縮したり傷ついたりすることもあります。

 

本人は、身内だけで葬儀を行ってくれればよいと思っていても、本人の死亡後に親戚や本人の友人知人と接するのは家族です。

 

「供養」や「お別れ」は人それぞれ思いや考えが違います。正解がないからこそ、家族や親せき、友人知人などの感情にも配慮したうえで決めることが大切です。

 

この記事を書いた人

明石久美

千葉県松戸市在住。セミナー講師歴17年。相続・終活コンサルタント、特定行政書士。相続専門の行政書士として実務も行っており、葬儀や墓など供養業界にも詳しいことから、終活や相続に関する一般向けセミナーや企業研修を全国で行っている。 また、テレビやラジオの出演、新聞・雑誌等へのコラム執筆や監修、銀行や互助会(葬祭)向けの教材、著書など多数ある。   ◆相続相談、遺言書作成、おひとりさま準備、相続手続きは、『 明石行政書士事務所 』 へ

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