自分と家族のために何ができるのか|ケアマネジャー向け終活研修
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ケアマネジャー向け研修
茨城県河内町ケアマネジャー連絡協議会で、「人生のエンディングプラン~自分のために、家族のために何ができるのか」の研修セミナーを行ってきました。
今回は福祉の仕事をしている方々が対象なので、一般の方向けとはちょっと視点を変え、サポートする側だからこそ知っておきたいことについての話です。
福祉関係の従事者は相談者の人生そのものに影響を与えがち
実際に、福祉関係の仕事をしている人は、相談やサポートする方の”人生そのもの”に影響を与えてしまう内容に直面することがあるものです。
介護や成年後見だけではなく、死亡したときの葬儀、墓、死後の相続、そしてそのための対策として遺言書や相続対策など、幅広い分野のことが話題にのぼります。
その方のために何をしてあげればよいのか、行ってあげるならその方にとってプラスになることをなるべく伝えてあげたい。そう思っても、知識がなければ伝えられません。
まして、間違えた情報を提供してしまえば、それが相談者本人のみならず家族にも影響を与えてしまいかねません。
だからこそ、一般的に言われていることではなく実際はどうなのかを知っておく必要があります。
そうすれば、自分がアドバイスするとマイナスになりかねないから専門家に相談したほうがよいとか、この話ならしても大丈夫そうだとか、ある程度判断することもできるからです。
現場で業務を行っている人の話を聞くのが一番
福祉関係者と話をする生活者は、誰に相談してよいのか分からないことを、福祉関係者に相談するケースがあります。
まして、家族がいる方のみならず、家族がいても近くにいない方や、いわゆる「おひとりさま」など、いろいろな方がいるわけですから、その方たちの抱える問題も多岐にわたるため、どうしても幅広い知識が求められます。
そこで、生前・死亡・死後のことを幅広く知っている私が講師としてよく呼ばれます。
私は相続の業務を行っているため、遺言書作成、おひとり様支援、相続手続きなどの実務も行っていますが、葬儀や墓も詳しいのです。
全体がわかるからこそ、「どの知識を持っているとその方々に役立つのか」が分かるため、主催者や受講者が欲しい情報を提供できるという強みがあります。
「今回とても好評だったので、また来年お願いします」と、すでに来年の予約もいただきました。よりプラスになる情報を提供できるよう次回もセミナーを行いたいと思います。
2015年2月16日(月)河内町ケアマネージャー連絡協議会(茨城県河内町)
人生のエンディングプラン~自分のために、家族のために何ができるのか