葬儀・墓セミナーの講師依頼:NACS千葉分科会
目次
情報に踊らされないための葬儀とお墓
NACS千葉分科会向けの終活研修セミナー
消費生活アドバイザーや消費生活コンサルタントの方々で構成されている「NACS」の千葉分科会では、今年度のテーマが「葬儀とお墓」。
消費生活アドバイザーや消費生活コンサルタントは、アドバイザーとして一般消費者として、発信する立場と受信する立場の両方の視点から物事を捉えていかなければなりません。
何気ない発言によって相手に不利益を与えてしまう立場になることもあります。
ですから、まずは巷であふれている情報が正しいのかどうか、自分が思っていたことが確かなのかなどを知ることからはじめなければなりません。
消費者が気になっている葬儀と墓を知る
終活によって、消費者も「葬儀」や「お墓」は気になっています。しかし、今まであまり語られることのなかった分野なので、詳しく知る機会もありません。
しかし、終活ブームによって葬儀や墓の情報を発信する人が増えたことにより、誤った情報も多く出回るようになりました。
何が誤っているのか、どのような点に注意が必要なのか、現状を知らなければ、消費者トラブルを未然に防ぐことはできません。
中立だからこそ思う疑問点
講師である私自身も消費生活アドバイザーの資格を持っています。私自身は消費生活アドバイザーをメインで活動しているわけではありませんが、メインで活動している皆さんは、常に消費生活に関する情報を収集しブラッシュアップしています。
ただ1点思うことは、どうしても消費者目線になりがちなこと。それが良いか否かではありませんが、私自身、消費者の立場でも、葬儀社や石材店など業者の立場でも物事を見られる中立な立場であるため、業者を「悪」とするものの見方に偏りがちな傾向であると感じます。
これは、消費生活アドバイザーなどの集まりに参加したときもそう感じました。
今回のセミナーでは、意外と思っていることと違うことにビックリしつつも、今年度どのようなことを課題に進めていけばよいか、考える良いきっかけになったのではないかと思います。
2012年5月26日(土) NACS千葉分科会(千葉県千葉市) にて
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