埼玉県越谷市新方公民館主催|葬儀と墓セミナー講師依頼
葬儀と墓セミナーの講師 in越谷市新方公民館
越谷市の依頼で行った老い支度セミナーを受講した方から、是非講師を! とありがたいご連絡を頂き、気になっている葬儀と墓について話をしてほしいとのことになり、越谷市新方公民館で開催の運びとなりました。
市民などに対して行うのではなく、公民館の関係者たちへのセミナーで、珍しくコの字型での開催です。
数年前までは、死について考えたり準備したりするなど縁起が悪いと忌み嫌われてきましたが、最近は積極的に知ろうとする人が増えてきました。
行政関係で葬儀の話なんて・・・という時代はどこへいってしまったのか・・・というくらい、行政でも積極的にセミナーとして取り入れています。
確かに、葬儀社さんが葬儀のお話をするとなると問題があるのでしょう。しかし中立な立場で話せる人がいれば、それは市役所などにとってはありがたいものです。
葬儀も納骨も行うのは「家族」
葬儀やお墓に関しては、「そんなの自分の死んだあと家族が適当にやってくれればいいんだよ」という人もいますし、「子供に迷惑をかけたくないから考えておきたい、準備しておきたい」という人もいます。
どちらにしても、葬儀やお墓に関するちょっとした知識や意識を持ったのち、どうするのか、どうしたいのかの意思を示してほしいと思っています。
葬儀もお墓に納骨して供養するも、行うのは「家族」です。自分で自分のことが出来ないのですから、行ってもらう家族が困らないようにしておくことが大切です。
一昔前なら長男が家を継ぎ、長男がすべての祭祀を主宰するものでしたが、今ではきょうだいの関係は横並びです。しかも今のご時世、供養の仕方も考え方も多種多様になってきました。このようなことが、プラスにもマイナスにも働きます。
現在の葬儀と墓事情や対策方法を知っておくことが大切
セミナーの中で、今現在の葬儀やお墓事情、注意点、今から行っておきたいことや考えておきたいことなどについても話しをします。
私自身、身内や親戚に葬儀社がいるため葬祭事情を知っているので、話せる範囲で裏話も取り入れた内容です。
何よりも、そもそも供養についてきちんと考えてもらいたい。
送る側、送られる側、両者ともに関係することですから、供養を抜きにして、簡素化や簡略化にだけ目を向けてもらっては困ります。その後の法要や供養まで考えなければ、家族が困ったり嫌な思いをしたりするからです。
葬儀やお墓(祭祀)は相続にも関係してきます。ささいなことで家族がもめることのないよう、まずは色々知っておくと考えるうえで参考になります。
準備しないと家族が困ることもありますが、準備したために家族が困ることもあります。
今回のセミナーでは、自分の亡きあと、家族が仲良いまま供養してくれるために知っておきたい話をしてきました。
2015年6月26日 越谷市新方公民館
葬儀とお墓
前の記事へ
次の記事へ